須川高原温泉
(岩手県 一関市)

2000.Sep


ひさしぶりに訪れた須川の湯は相変わらず強烈だった!
岩手県から秋田県へ入る峠に位置する須川高原温泉は標高が高いので冬季休業する。今年もGWに予約していたが雪が消えずにキャンセルとなってしまった。
須川というだけあって強酸性のすっぱいお湯は青森の酸ヶ湯以上のものを持っている。日本秘湯を守る会会員のこの宿は大きく売店も広くて歩き回るのも結構楽しい。
以前無かった露天風呂もできてさらに人気の宿となっているのではないだろうか。

泉温:48.9度、ph:2.2
湧出量:測定不能
泉質:含硫黄−アルミニウム・カルシウム・鉄(U)−硫酸塩泉 (硫化水素型)
外来入浴:内湯500円(9:30-17:00)、露天風呂500円(6:00-21:00)
宿泊:11,000円より


大きな旅館だ。
栗駒山への登山基地にもなっているため、駐車場は広大だ!
峠に位置しているので春・秋は厚着で行かなければ寒い思いをすることになる。
食事は前回訪れたときよりおいしく感じた。
秘湯を守る会の旅館は最近食事が向上しているような気がする。
秋だったので山菜、とくにミズの実が多く出されている。

メインの大浴場 霊湯「滝の湯」。
昔は右側の壁が無く混浴だったのだが、前回訪れたときはすでに男女別になっていた。
壁がなければさらに広い広い浴場なのに・・・まあ いまでも十分広いのだが
混浴の時に入ってみたかった。
お湯は奥の岩の間からかなりの勢いで流れ込んでおり、源泉かけ流しですばらしい。

これが湯治棟の近くにある中浴場。
線質は滝之湯と同じだが、こちらはこちらでおちついて入れる。
ただ強酸性でしかも熱いので、疲れる湯ではある。

建物の外にある大露天風呂!
本当に広い。
温度が低いので ゆっくり入れるのはこちらのほう。

宿から登山道を10分くらい上がったところにある蒸し湯「おいらん風呂」
建物が2つありそれぞれ4人ずつ使用できる。
山形の瀬見温泉のふかし湯と同じく蒸気がでるところにふたがしてあり、これをはずしてそのうえにタオルや毛布をかけて利用するようだ。

機材:Sony DCR-PC3(DV),メモリスティック

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